室堂山展望台から見た立山カルデラと薬師岳
今日は、アルペン村ツーリストの室堂直行バスを利用して、妻と二人で立山室堂を散策することにした。
ここのところ晴天続きで、今日も快晴。
バスは、黒部を7時に出発。途中、魚津IC、立山アルペン村、立山国際ホテルを経由して、9時30分に室堂到着。夏山シーズンの日曜日、しかも快晴という絶好の山日和だが、室堂バスターミナルは意外と空いていた。
ほとんどの登山者は、一ノ越や剱御前方面に向かうので、室堂山に向かう人は少ない。室堂平の喧騒を離れて、イワイチョウやミヤマキンバイ、ヨツバシオガマなどが咲き乱れる遊歩道を歩くのは気持ち良い。
しだいに勾配がきつくなり、室堂ターミナルを見下ろすようになってくると、剱御前の稜線の後から剱岳が姿を見せ始める。大日三山の稜線の向こうには、富山湾も見えている。
勾配が緩み、正面に薬師岳が姿を現すと、間もなく室堂山に到着。眼下に立山カルデラを見下ろし、その向こうに五色ヶ原と越中沢岳から薬師岳へ続く稜線が見渡せる。遠く笠ヶ岳や鷲羽岳といった黒部源流の山々。そして、西の地平線上には白山も見えている。
しばし展望を満喫したら、室堂平に引き返して雷鳥荘へ向かう。
雷鳥荘で温泉に入り(ここの入浴券がツアーバスのチケットとセットになっている)、風呂上がりに生ビールをいただく。実は、今日の目的はコレ。マイカーでは、ビールは無理だが、黒部発の直行バスなら心おきなくビールが飲める。
夏山にもかかわらず、この日は午後になっても青空が広がる最高の山日和だった。