伊折橋から冠雪した剱岳を見る

登山口 10:00 - 1,054m点 11:10 - 山頂 12:30～13:10 - 1,054m点 14:10 - 登山口 15:00

毎年恒例のザイル祭登山。今回は、上市町伊折の大倉山。

夕方から雨という天気予報の通り、空は一面の雲に覆われていたが、すぐに降るような雲ではなく、登山口へ向かう間も剱岳は見えていた。

登山口は林道桑首谷線のどん詰まり。路面は悪いし、駐車スペースも草ぼうぼうなので、車は林道坪野蓬沢線の出合に置いて行くのが無難だろう。

登山道は、標高650mの登山口から標高差350mを一気に登りつめて稜線に出ると、そこから先は傾斜は緩くなる。登山口付近は、いくらか紅葉が残っていたが、稜線の木々は落葉し、木立の隙間から剱岳や大日三山が見えていた。しかし、山頂に着く頃にはガスが上がってきて、山頂では剱岳を見ることはできなかった。

下山は往路を引き返す。しばらく下るとガスが晴れて、再び展望が開けた。どうやら山頂だけにガスがかかっていたようだ。

下山後は、馬場島に移動してザイル祭を開催。そのころには雲が低く垂れこめて、今にも降り出しそうな空になっていた。