雷鳥沢より立山と浄土山を仰ぎ見る
室堂 8:55 - 浄土山 9:50 - 一ノ越 10:15 - 雄山 10:55 - 真砂岳 11:55 -(大走り)- 雷鳥沢 14:15 - 室堂 14:50
今週の金曜日は、会社が休日で三連休になったので、一泊でちょっと遠くの山へ行こうかと考えていたが、不安定な天気が続いているので、計画を変更し、日帰りで立山に行くことにした。
世間は仕事の日なので、アルペンルートの待ち時間なしで、効率よく室堂に到着。
ただし、今日は学校登山が入っているようで、室堂ターミナルの屋上では、子供達の団体が整列している。この分だと、一ノ越から先でちょっと時間がかかりそうだ。
先ずは、いつも通り、浄土山を目指す。浄土山西面の登山道から見える薬師岳は、白く霞んで、展望はすっきりしない。
その代わり、浄土山ではハイマツの下から出てきた雷鳥の親子と出会うことができた。
浄土山の稜線からは、一ノ越から雄山へ向かう登山者の列が見える。その中には、室堂で見かけた学校登山の団体も混じっているのだろう。一気に一ノ越へ下り、そのまま雄山目指して登り始めたが、案の定、間もなく渋滞に巻き込まれてしまった。
雄山の社務所前は、一般の登山者と学校登山の生徒達でお祭りのような大混雑。長居は無用と縦走路に逃げ込んだ。
縦走路に入ると、山は再び静けさを取り戻す。
今日は、午前中が勝負なので、大汝と富士ノ折立のピークはパスして先を急いだ。
しかし、真砂岳を過ぎて別山への登りに掛かろうかという頃になって、西の空に黒い雲が広がり始めて、雨がやってきそうな気配になってきた。
そこで、計画を変更して真砂岳方面へ引き返し、大走りルートへエスケープすることにした。
大走りから下山すれば、1時間ほど時間を短縮できるので、雨に遭わずに済むかもしれない。
そして、この選択は正解だった。15:00に室堂に帰り着き、下山バスに乗ってしばらくすると大粒の雨が落ちてきた。