純白の新雪を踏んで山頂を目指す
林道駐車地点 8:10 - 坂田峠(登山口) 8:45 - 金時坂ノ頭 9:25 - 山頂 10:50~11:50
- 金時坂ノ頭 12:40 - 坂田峠 13:10 - 駐車地点 13:40
今年の白鳥山は、残雪が少ないことを期待したが、林道は、いつも通り坂田峠の手前約2kmの地点で残雪に塞がれていた。
もう少し残雪が多ければば、沢沿いに林道をショートカットできるのだが、そこまでの雪は残っていなので、遠回りになるが林道を歩くしかない。
自転車を持って来れば良かったと後悔したが、林道の半分は残雪に埋もれていたので、結果的に、自転車があっても大して役には立たなかっただろう。
8:10に行動を開始して、8:45に坂田峠。
峠の残雪は、昨年よりやや少ないが、周囲の新緑は昨年より少ない。…というより、まだほとんど芽吹いていない。4月に寒い日が続いたことが影響しているのだろう。金時坂は夏道が出ていたが、標高800mを過ぎて残雪が現れた。
標高1,000mを越えた辺りで、真白な新雪が積もる斜面に変わった。数日前の雨が、この標高では雪だったようだ。
いつもの年なら、黄砂で薄汚れた雪面を歩く時期なのに、新雪の上を歩けるとは思わなかった。一番乗りなら、真白な雪面に最初のトレースを付けられたのだが、今日は一組の先行パーティが登っている。そのトレースを敢えて外し、新雪にトレースをつけながら歩いた(これは、本当に気持ち良い)。
10:50、山頂に到着。先行パーティは小屋の中に居るようだ。
天気が良いので、僕は小屋裏の日当りの良い広場で昼食にする。その後、金時坂ノ頭で追い抜いた二人パーティが到着。
今日の登頂者はこれで全部(5名だけ)だった。
いつもならもう少し入山者があるのに、何故か今日は少ない。
ゆっくり山頂の景色を楽しんだ後、11:50に下山開始。空には、少し雲が広がってきた。
下山路は、シキ割の水場の源頭にあるピークへ登って金時坂ノ頭へショートカットしてみた。昨年、金時坂ノ頭のほうから登ってみたが、ここは、山頂まで続く稜線を見通すことができる絶好の展望台だ。ただし、シキ割の谷沿いを歩くよりも高低差があるし、やや回り道になる。
13:10、坂田峠に下山。ここから林道を歩いて、13:40に駐車地点着。
計画よりもずいぶん早い下山だったが、雲が広がり始めたので、ちょうど良いタイミングだった。