大地山山頂からの展望 - 僧ヶ岳、越中駒ヶ岳から黒部平野
朝日町蛭谷(夢想塾)登山口 8:00 - 鍋倉山 9:50 - 山頂 11:30 - 登山口 14:00
今年は、天気やスケジュールの都合でなかなか山へ行けなかったが、4月になってようやく山へ行くことができた。
行き先は、いつもこの時期に登っている大地山。今日はクラブの定例山行として企画したが、参加は他に1名だけ。
集合は、午前7時30分に北陸自動車道入善スマートIC駐車場。
それから登山口に向かっても、登山口には登り始めることができる。これが地元の山の良いところだ。
登山口の朝日町蛭谷の夢創塾に着くと、塾長(?)の長崎さんが居られたので挨拶していく。
ここ数日の寒気で、稜線は20cm近い新雪が積もり、昨日、初雪山を目指して入山した東京のパーティはラッセルを強いられ、ピークを目前にして撤退したそうだ。
覚悟して登り始めたが、標高の低い所の雪は既に溶けたようで、鍋倉山まで、ほとんど夏道が出ていた。鍋倉山の先も、急斜面の尾根では所々に夏道が出ていて、中途半端に残った雪が、滑りやすくて歩きにくかった。
登り始めたときから稜線を越える風音が聞こえていたが、標高1,000mを越えると樹林が疎らになって風当たりが強くなる。
そして遮るものがない山頂は、強い西風が吹き抜けていた。
寒くはなかったが、風を避けるため1,000m付近まで下ってから昼食にした。
下山は気温が上がり、鍋倉山まで降りると、明らかに登りのときよりも暖かく感じられた。そしてその先、638mピークから登山口までの下りは、暑く感じるほどだった。
予定より1時間早く、14時に夢創塾に下山。小川温泉不老館の湯で汗を流して帰宅した。