立山三山縦走 3,015m(大汝山)(富山県立山町)/同行 3名


大汝から見た雄山、背景は薬師岳

17日 室堂 7:35 - 一ノ越 8:40 - 雄山 9:45 - 大汝山 10:40 - 真砂岳11:45 -

別山 12:40~13:00 - 別山乗越 13:30 - 浄土沢 15:30 - 室堂 16:45

海の日の三連休を利用して、九州から妹夫婦が立山に登るため、はるばる富山まで来てくれた。

連休は九州から富山までの移動日。17日に室堂に入り、雄山から別山まで立山を縦走した後に室堂で一泊。翌日、浄土山に登って下山、そのまま富山空港まで送っていくという計画にした。

 

17日 早起きして黒部を出発。視やつのケーブルカーは逃したが、室堂には7時半に到着することができた。

立山室堂山荘に宿泊用の荷物を預けて一ノ越を目指す。連休の中日とあって登山者も多く、一ノ越から雄山への登りでは所々で渋滞が発生していた。

三ノ越を過ぎると混雑も少し収まり、間もなく雄山に到着。妹夫婦を伴って峰本社でお払いを受ける。雄山山頂は風も穏やかで、別山越しに剱岳がきれいに見えた。南には、槍ヶ岳の特徴的な姿も見えて、北アルプスデビューの妹夫婦に最高の展望を見てもらうことができた。

 

社務所前の広場に戻ると、団体が到着して大混雑になりつつあったので、追われるように大汝山に向かったが、ここも大勢の登山者で賑わっていた。

雄山から富士ノ折立までは、目の前に剱岳を見ながら爽快な稜線歩き。しかし、昼が近づくに従って谷間から雲が湧いてきて、剱岳に雲がかかり始めた。別山に着くころには剱岳は雲に隠れてしまい、別山から見る剱岳を楽しみにしていた妹夫婦にとっては残念だった。

食事をしながらしばらく待ったが雲が晴れる気配はないので、室堂へ下山することにした。別山乗越から雷鳥坂を下る。ハクサンイチゲやイワカガミなどの花が咲き乱れて目を楽しませてくれる。

浄土沢でしばらく休憩した後、むせるほど濃いガスが流れてくる地獄谷を抜け、みくりが池への最後の登りを耐えて室堂に戻った

 

この日は、立山室堂山荘泊。室堂には何度も来ているが、いつも日帰りで、一泊するのはおよそ20年ぶりだ(そのときはテント泊だったけど)。

個室の窓からは立山を一望でき、快適に過ごすことができた。


室堂山への登り。剱御前の後ろに剱岳が姿を現した。

18日 室堂 7:30 - 浄土山 8:15 - 一ノ越 8:15 - 室堂 8:40

18日 目を覚まして外を見ると、高曇りながら天気は悪くない。

朝食を済ませて、予定通り義弟と一緒に浄土山まで行ってくることにした。

室堂山から浄土山へ向かう。立山カルデラの向こうに、薬師岳が広い裾野を見せて、更にその奥まで青い山並みが続いている。室堂から朝一番の高原バスのエンジン音が聞こえてくるが、それ以外は静寂の浄土山山頂からは、剱岳が良く見えた。

浄土山南峰から一ノ越を経由して室堂に戻り、10時30分発の高原バスで下山。

吉峰温泉で汗を流し、食事を済ませて妹夫婦を富山空港まで送っていった。


やまねこN

棲息地:富山県黒部市

分類:♂

種別:中高年登山者

特徴:単独で山にいることが多い。

[行動範囲]

富山県東部と北アルプス北部を中心に、冬は低山、春から秋にかけては高山地帯に出没する。

まれに、北アルプス南部やもうちょっと遠い山域にも出没する。ランニングや自転車でそこらへんを駆け回っていることも多い。

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