唐松岳 2,696m(長野県白馬村/富山県黒部市)/同行 2名


空を映す八方池(八方尾根・八方池にて)

八方池山荘 9:00 - 八方池 9:45 - 山頂 11:30 - 唐松岳山荘 12:00~12:15 - 八方池 13:45 - 八方池山荘 14:15


来週開催するクラブ主催登山会の下見で唐松岳に行ってきた。

八方アルペンラインは、紅葉の季節、しかも晴天の三連休ということで、すごい人出。7時に山麓駅に到着したのに、八方池山荘に着いた時には9時になっていた。

 

八方池までは、まるで縁日のような混雑。八方池を過ぎて、ようやく山道を歩いている雰囲気になった。それでも、登山者は途切れることなく続いていたけど・・・

今年の紅葉は、全体的に地味な色合いで、去年のような華やかさが無い。下ノ樺のダケカンバもナナカマドも、ほとんど紅葉する前に枯葉色に変色し始めていた。

丸山付近まで登ると、昨夜降った雪が残っていた。そして稜線下のトラバースでは、登山道に残った雪を踏みしめて歩くようになる。ここは日当たりは良いけど、気温が低いせいで雪も完全には融けきらないようだ

出発が遅れた分ペースを上げたので、昼前には山頂に着くことができた。遠くの山並みは霞んでいるものの、新雪を頂いた剱岳や立山は見えている。

しばらく山頂からの眺めを楽しんだが、稜線を吹く風は真冬のように冷たく、とても山頂で昼食にする気になれないので、唐松岳山荘まで戻って昼食にした。

下山時に、稜線下のトラバース路で雷鳥を見た。大勢の登山者がいるのに、それをまったく気にせず無心にエサをついばんでいる姿が可愛らしかった

狭いトラバースで、登ってくる登山者とのすれ違いに少し時間を取られたが、14時15分に八方池山荘に戻った。


やまねこN

棲息地:富山県黒部市

分類:♂

種別:中高年登山者

特徴:単独で山にいることが多い。

[行動範囲]

富山県東部と北アルプス北部を中心に、冬は低山、春から秋にかけては高山地帯に出没する。

まれに、北アルプス南部やもうちょっと遠い山域にも出没する。ランニングや自転車でそこらへんを駆け回っていることも多い。

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