9日間の夏季休暇中に、2泊3日で山に行く計画を立てていたが、前半は地区の行事が重なり、後半に入った16日は全国的な悪天候となってしまった。
残る17~19日の3日間で出直すには慌しいので、17~18日の1泊2日で計画を練り直し、奥穂高岳と前穂高岳を縦走することにした。
奥穂高岳に登るのは30年ぶりで、前穂高岳は今回が始めて。
午前2時半に自宅を出発して平湯温泉4:50発の始発バスで上高地に入った。歩き始めたときは曇り空だったが、やがて雲ひとつない青空が広がった。
行程は至って順調で、計画より早く山頂直下の山小屋に到着。その日のうちに奥穂高岳と涸沢岳を往復してきた。
二日目も予定より早めに行動を開始したが、奥穂高岳へ上る登山道はやや渋滞気味。混雑を避けて奥穂高岳山頂は休まずに通過して前穂高岳へ向かった。奥穂から前穂へ向かう吊尾根は、高度感のある急斜面を横切っていく登山道。そして前穂高岳からは北アルプスの主要な山稜を全部見渡せる大展望を堪能した後に上高地へと下山した。
この二日間、晴天に恵まれて最高の山旅を楽しむことができた。
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